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ナイフ
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| 作詞 明杏 |
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手にしたナイフで気づけば自分を傷付けていた
流れる血を見ては自分の存在を呪った
だけど存在(ソレ)を消すほどの勇気は持ってなくて
結局またどこかに場所をとった
本当に人は皆 望まれて生まれてきたのかなぁ
自分のことを必要と言う人はどこなのかなぁ
彷徨い続けて 答えは出なくて
スタートを切ることさえできない
眩しいほどの 光も見えなくて
自分の意味さえ分からない
また深くなった傷口から赤い液が流れていく
手にしたナイフの先からも零れおちた
自分を傷付けたって誰も得なんてしないけれど
こうすることでしか自分を明かせない
自分は何をするために生み出されたのかなぁ
自分の全てを受け止めてくれるのは何かなぁ
歩き疲れて 進めなくなって
ナイフがまた自分を呼んでいる
それに甘えて また繰り返して
血と涙をずっと流し続けてる
辞められなくて 止められなくて
自分を傷付けてしまう・・・
自分１人が苦しいんじゃない 知っているけど
こうすることでしか自分が救えない
人は皆 何を見つけたら幸せになれるのかなぁ
自分をここから救ってくれる人はどこかなぁ
迷い続けて 分からなくなって
流れる涙を止めることはできない
自分を傷付けて また血を流して
自分の生きる意味を探す
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