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ホタル
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作詞 T_Kamm |
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清らかな川に池に
彼らはふっと現れる
自らが輝き 漆黒の闇に
あてもなく飛ぶ
それは太陽が輝くと
存在を隠してしまうから
寝静まったこの時間が
彼らにとって主役の時
自分の存在を知らせるように飛ぶ彼ら
今の自分を見ている錯覚を覚えた
やがて1人は突然光を失い
それは音もなく、暗い地面に
今まで永い時間を
ずっと見向きもされない存在で生きた
いつの日か主役になるために
けれど、その儚き願いは
なぜ叶わずに散るのだろう
懸けた時間に裏切られる苦しみ
それを越えたら少しは輝けるだろうか
だから彼らは、この時終わるまで
飛び続ける 何も見えない闇の中を
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