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さくらきいろ
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作詞 Liar.M |
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あの日の黄色いハンカチは 今も目に焼きついてはなれない
桜のすがすがしい白も あたしを守ってはくれなかった
終わらせたいものを背負って それを担う希望を追いかけて
明日は晴れるという どうでもいい天気に賭けた
晴れ割った翌日の空と 似合わない桜雪
緑のベンチに掛けた あなたの大きい後姿
その背中が訴える 涙と明日はどうなるの?
あたしはこのまま弱いとこにつけこんで
彼を鎖につないじゃうの?
あたしの憧れた背中は 誰よりも大きかった
あたしの恋焦がれたあなたは 誰よりもかっこよかった
今だってそう変わりないけど その背中は泣いてる
誰よりも大きな涙を流して
終わりたくないもの背負って 終わらしたいものも抱えて
今日の晴れ間に覗いた あの雲が今のあたしの姿
あの太陽はあなた、笑う あたしはそれを陰らす
黄色いハンカチポケットへ忍ばせて 落ちる桜色に祈った
その背中をつないじゃうか それとも自由へ解き放つか
あたしは何を選んだらいいの? わかんない
だけど願いは決まってるの
あたしの憧れた背中は 誰よりも大きかった
いつも自信にあふれて あの子を見つめていた
今は少し陰ってだけどすぐに昇りつめるから
誰より輝くあなただから
あたしの憧れた背中は 誰より優しかった
あたしの恋焦がれたあなた いつも愛しい眼をしてた
そんなあなたが好きだった
あの日の黄色いハンカチとあなたは 今も目に焼きついてはなれない
桜のすがすがしい白は あたしの祈りを聞いてくれた
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