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木陰のつづくこの路を
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作詞 Liar.M |
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何かに怯えて 歩いてきた今日までを
哂う勇気も 抱きしめる強さも
自信も、覚悟も、そのための理由も
全部何もかもこの手からこぼしてしまった
大切なことが見えない目になってた
大切なことがわからない人になってた
きれいな瞳も、澄んだ鈴のような声も
よく聞こえる耳も、本音を言える口も
持ち合わせないのに、あたしはどうしたら
あなたのように愛してあげられるの?
否定を恐れて、うずくまるあたしを
愛することも、憎むこともできずに
ただ、黙って、日陰を選びながら
悲しみとみじめさと一緒に歩いてきた
人の心が見えない目になっていた
自分の心ばかり、目を凝らしたせいかな
あなたの瞳も、あなたの甘い声も
心を聞く耳も、本音を言える口も
持ち合わせても、あなたにはなれなくて
気づいたんだよ、わかってたんだよ
何かに怯えて 歩いてきた今日までを
今はただ忘れて 先を見つめるの
やさしくて涼しい、穏やかな木陰の道の
ずっとその先 笑う未来のほうを
いつかきっと
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