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大好きだから。
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| 作詞 あーぽん(・×・) |
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「すき」
そのたったひとことが伝えられないまま
１年がたった
君と出会った１年前の春
桜がとてもきれいだった
教室の窓から校庭を見たとき
君を見つけたんだ
同じクラスじゃなかったから
あまり話さなかった
でも名前とメアドは知ってた
いままであまり関わったことないのに
なぜかあの日、
笑ってる君に恋をした
会話もできない
顔も見れない
接点のないあたしの恋は絶望的だった
でも、メールがあった
直接会話はできないけど
メールならできた
「部活お疲れ様」
「テストどうだった？」
そんなメールしか送れなかった
返信が来ないときの方が多かったけど
どんなに返事が遅くても
返信が来た時はうれしかった
でも直接話せないのは
やっぱり辛かった
廊下を歩いていて君を見つけた時
何度も話しかけようとしたけど
１度も話しかけることはできなかった
叶わない恋だと気付いた
だからあきらめようとした
でもあきらめられなかった
桜の季節も終わり、
暑い夏の季節がやってきた
君のことは好きだったけど、
季節が変わったとともに
気持ちも変わりつつあった
秋になり、君のことを
目で追うことは少なくなった
好きじゃなくなったんだ
そう思った
でもね、そんなことなかったんだ
そう気付いたのは寒い冬
スキー教室の日だった
バスで宿舎まで行く途中、
サービスエリアにバスが止まった
息抜きをするために
あたしたちはバスから降りた
友達と話しがしたくて
隣のクラスのバスに乗ろうとした時
君がバスから降りてきたんだ
またあの時と同じ笑顔だった
「やっぱすき」
そう思った
いくら長い間好きでも
状況はやっぱり同じ
会話なんてできるはずがない
こんなに長い間
人を好きになったことがなかったから
正直戸惑った
スキー教室最終日、
サービスエリアでまた君を見つけた
幸せそうに笑ってた
あたしはその笑顔を見たとき
来年クラスが離れたらあきらめる
って決心した
運命の今年の春
クラスは一緒だった
泣くほど嬉しかった
会話ができる
あの笑顔が毎日見れるそう思った
でもね、また恋に苦しむ
片思いってね楽しいけど
辛いことの方が多いんだ
君と出会ってから１年がすぎた
出会ったあのころとは違い
いまは蒸し暑い
どんなに季節が変わっても
どんなに環境が変わっても
あたしの気持ちは変わらなかった
いまなら胸を張って
「大好き」そう思える
１年前と同じように
想いを伝えることはできないけど
会話はできるようになった
ゆっくりでいい
いつか君にこの思い届くといいな
「大好きだから」
がんばれる気がする
「大好きだから」
笑顔でいられる
ありがとう
君を好きになって本当によかったよ
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