|
|
|
もう、何も聞こえなくて
|
作詞 syarin |
|
それは透明色の綺麗な夢でした
青く澄んだ空 コンビニの駄菓子
歩いた道のりはとても短くて
それでも思い出は濃くて眩しかった
僕を包んだ優しさは
どんな夕焼けよりも温かくて
愛しくて眠くなるほど
僕の左手を包んでくれました
目障りな日々の雑音 君の声に縋った
子守唄のような柔らかさ
このまま何処か遠くへ行きたくて
迷子になってもいいと思えた
君がそばにいたから
それは透明色の綺麗な幻でした
西陽に透けた髪 錆びたままの自転車
手を繋いだ時間はとても短くて
それでも僕らは未来を描いてた
君が流した涙は冷たくて
何度も掌で包み込んでみた
その度溢れ出る想いは
二人の心を温めてくれました
騒々しい日々の雑音 夢の続きを願った
真っ白な現実の彼方
このまま何処か遠くへ行きたくて
迷子になってもいいと思えた
君が笑っていてくれたから
めまぐるしい記憶 薄れゆく面影を追いかけた
遠ざかる愛しさ
もう一度あの頃に戻りたくて
君と一緒に彷徨っていたい
もう何も聞こえなくて
もう、何も取り戻せなくて
|
|
|