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桜前線
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作詞 syarin |
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君と別れてタバコを辞めて
朝ごはんも食べるようになった
出会いは一瞬のはずなのに
なぜ君との思い出は永遠なのだろうか
君と離れて一人の散歩道
裸のままの桜木が佇んでる
何を待っているのか
ほら冷たい夜風が頬を切り裂くよ
ポツリ ポツリ
季節外れの気まぐれ涙
綺麗な流星みたいに
一瞬を幻に変えてしまうの
ひたすら追いかけていく桜前線
風に吹かれながら 雨に打たれながら
もうすぐそこまできているのに
乾き切らないこの瞳は
滲んだ世界しか映してくれない
君が離れた空っぽの散歩道
健気に桜木は陽射しを待ってる
落としたモノは数知れず
振り返る度 また見失っていく
ユラリ ユラリ
気ままに移ろいでいく季節
時間はいつも急ぎ足
僕も小さく一歩を踏み出してみる
ひたすら流れていく桜前線
温かな日溜まり 吸い込まれそうな空
もうすぐそこまで来ているのに
鳴り止まない耳鳴りは
きっとあの頃の思い出だったりする
ヒラリ ヒラリ
遠く ずっと遠く
何気ない日常に期待する
薄紅色の花びらが微笑みながら宙を舞う
ひたすら待っている桜前線
まるで映画のように 儚く美しく通り過ぎていく
あの頃の二人は あの時のままで
時代に置いてけぼり
春は遠く ずっと遠く
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