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蓋の歌
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作詞 syarin |
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不意に吹いた風に飛ばされて
宙を舞う想いが綺麗にゆらゆら
溢れだす思い出に蓋をして
未来を見るフリをして強がった
そんな誤魔化しは見透かされて
綿のような優しい言葉を落としたアイツ
それでも心には突き刺さって
乾いた口にまた蓋をした
一人の夜を超えて 二人の朝を信じた
星の光より温かな日差し どうか抱きしめてよ
夢のあとさき また目が覚める度
近くにいるあなたが 遠くなるようで嫌だよ
不意に流れた星に遊ばれて
彷徨う想いは無造作にゆらゆら
零れ墜ちそうな想いに蓋をして
お得意の背伸びで偽りの景色を見た
そんな誤魔化しは見透かされて
紅葉のような優しい温度をくれたアイツ
よけいに過去の寒さを思い知って
だけど潤う瞼に蓋をした
重ねた嘘から見下ろして 少しの本音を信じた
月の雫より柔らかな木漏れ陽 どうか抱きしめてよ
夢の忘れ咲き また目が覚める度
近くにいるあなたが 幻みたいに遠くなるようで嫌なんだよ
新しい風が吹く頃 二人は振り返りもせず
歩いて行くんだね
小さくなる影と影 溢れだす想いに蓋をして
強くなっていくんだね
見えない明日を目指して 少しの光を信じた
一人の夜を超えて 東の空からのスポットライトを待つ
本当にありがとう 本当にありがとう
近くにいるあなたが 遠くなるようで本当に嫌なんだよ
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