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あの坂の上にて
作詞 syarin
嘘で固めた本音 一枚ずつ剥がしてく
隙間から溢れた血液 君は息を荒げて少し泣いた

悲しみで塗られた空 世界が終わりそうな空
がむしゃらに回るペダル 僕は息を荒げて少し泣いた

あの坂の上で物語が始まった あの坂の上で唇が触れた
少しの優しさでまた景色が変わってく
置いていかれないように 過ぎゆく奇跡を見失わないように
今日を生きて 明日また待ってるよ



愚痴をばら撒いた星空 一つずつ拾ってく
手元から溢れた泪 君はため息一つで大人になった

隅っこを好んだ影 「愛されたい」と強がる影
がむしゃらに進む「今」 僕は声を荒げて子どもになった

あのバス停で物語が終わった あのバス停で手を振った
少しの余韻が涙線を叩くんだよ
背伸びばかりでごめんよ ありきたりな毎日でごめんよ
今日を生きても 明日を待ちたくないよ 



滲んだ目に飛び込んだ灯 一人の帰り道 

騒がしい呼吸音 どうか世界から音を消してよ



嘘で固めた本音 剥がしたら綺麗過ぎた
がむしゃらに祈る「今」 僕は音のない声で君の名を叫ぶよ

この地球(ほし)で物語は続いてく あの坂の上で空を見上げた
少しの思い出がオレンジに染まっていく
置いていかれないように 過ぎゆく奇跡を見逃さないように
今日を生きて 「また、いつか」まで待ってるよ 

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル あの坂の上にて
公開日 2013/11/07
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 別れ
コメント 失恋かな
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