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あの坂の上にて
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作詞 syarin |
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嘘で固めた本音 一枚ずつ剥がしてく
隙間から溢れた血液 君は息を荒げて少し泣いた
悲しみで塗られた空 世界が終わりそうな空
がむしゃらに回るペダル 僕は息を荒げて少し泣いた
あの坂の上で物語が始まった あの坂の上で唇が触れた
少しの優しさでまた景色が変わってく
置いていかれないように 過ぎゆく奇跡を見失わないように
今日を生きて 明日また待ってるよ
愚痴をばら撒いた星空 一つずつ拾ってく
手元から溢れた泪 君はため息一つで大人になった
隅っこを好んだ影 「愛されたい」と強がる影
がむしゃらに進む「今」 僕は声を荒げて子どもになった
あのバス停で物語が終わった あのバス停で手を振った
少しの余韻が涙線を叩くんだよ
背伸びばかりでごめんよ ありきたりな毎日でごめんよ
今日を生きても 明日を待ちたくないよ
滲んだ目に飛び込んだ灯 一人の帰り道
騒がしい呼吸音 どうか世界から音を消してよ
嘘で固めた本音 剥がしたら綺麗過ぎた
がむしゃらに祈る「今」 僕は音のない声で君の名を叫ぶよ
この地球(ほし)で物語は続いてく あの坂の上で空を見上げた
少しの思い出がオレンジに染まっていく
置いていかれないように 過ぎゆく奇跡を見逃さないように
今日を生きて 「また、いつか」まで待ってるよ
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