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夏の香り
作詞 syarin
最後の言葉は頼りなくて 紡いだ夢は少し切なくて
遠ざかる街の景色 小さくなる影は泣きながら手を振った

慣れてきた都会の優しさに 埋もれて汚れてまた強くなる
あなたと過ごした夏の日々 微かに結んだ小指の意味を思い出す

夢ならば覚めないで 月明かりの果てに 降り注ぐ星の雨
傘もないまま立ち竦み やがて真っ白な光は 二人を包むよ
  


あの日耳を澄ました蝉時雨 あなたの笑い声と交差する
薄れゆく街の景色 たった一人あなたが待つ懐かしき故郷

慣れてきた人ごみの波に 呑まれて傷付いてまた強くなる
あなたに逢いたい夏の午後 確かに触れた体温の愛しさを想う

夢ならば覚めないで 月影に隠れるのは 淡い思い出
いつかあなたに会えたとき 僕らの空白の時間は 素敵な言葉となるよ




夢ならば覚めないで あなたに会えたとき それは夏の香りが舞うとき
大切な約束を持って 夏の夜道を駆け抜けていくよ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 夏の香り
公開日 2013/07/06
ジャンル その他
カテゴリ その他
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