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桃色の雨が降った日
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作詞 syarin |
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あなたが夢を選んだのは
僕への優しさだったのでしょうか
あなたの声が愛しいのは
最近聞いてないからでしょうか
春先に咲いた桜の雨 僕らを大人にしました
手を繋ぐ度 うつむく僕を 小さく笑うあなたが好きでした
桜吹雪の中 絡めた小指が約束を創りました
あの日見た景色の中に 「嘘」なんて一つもなかったでしょう
あなたが言葉を無くしたのは
僕への最後のメッセージだったのでしょうか
あなたの目が赤かったワケを
聞かなかった僕は最低だったでしょうか
春先に降った桜の雨 僕らを強くしました
手を振る度 うつむく僕を 最後まで笑うあなたが好きでした
桜吹雪の中 染めた桃色の頬に涙が流れました
あの日呟いたサヨナラの意味なんて一つも知りたくなかったでしょう
あなたがあの日笑ったのは
僕への思いやりだったのでしょうか
あなたの声が震えてたのは
最後の「強がり」だったのでしょうか
桜吹雪の中 霞む景色の彼方に消えていく後ろ姿
あの日遠くなるバスの行方を 僕は何も知らなかった
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