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おもちゃの銃
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作詞 syarin |
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夕暮れの空の下 おもちゃの銃を持った
立ち竦む凸凹の影 涙の流れない戦争をした
泥だらけの靴が何よりの勲章です
響き渡る笑い声の彼方に五時のチャイム
みんなのサヨナラだけが少し切なかった
早く大人になりたくて
明日の事なんかどうでもよかった
コーヒーの味を知りたくて
背伸びした小さな黄色い帽子
早く大人になりたくて
駄々をこねては泣きまくった
夕暮れの空の下 銃撃戦は今日も激しかった
走り続ける色褪せない影 終戦をまじかに僕は君に撃たれた
転んで擦りむいた傷が何よりの勲章です
響き渡る笑い声の彼方にカラスの鳴き声
みんなのサヨナラだけが少し切なかった
早く大人になりたくて
一日一日が早送りみたいだった
ビールの味を知りたくて
つま先で立つ本当の臆病者
早く大人になりたくて
駄々をこねては泣きまくった
夕暮れの空の下 今では頭を下げる日常
歩き続ける丸まった影 宛もなくハゲ頭に挨拶
額に写った汗とボロボロの靴が勲章です
溜息が吸い込まれた空の彼方に五時のチャイム
あの頃を思いだすたび少し切なくなるよ
もう一度あの日戻って
おもちゃの銃を撃ちまくりたい
できればあの日に戻って
甘い駄菓子をほおばりたい
夢の見過ぎで疲れた僕は
小さな枕の中で泣きまくった
もう一度あの日に戻って
夢を見てた僕に逢いたい
今日も小さな枕の中で泣きまくった
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