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君去りし跡
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作詞 syarin |
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冬の匂いは少しだけ寂しいよ 冷たい風が心を突き刺す帰り道
街灯は優しく闇を切り裂いて 迷子の僕をきっと守ってくれる
空っぽと知っていながら 期待したポッケの中身
いつかの思い出と 僕自身の温もりがあまりにも冷たいよ
今日は月が微笑むから 光は遠い街まで届くのかな
掠れた声は夜風に乗って 君の街まで降って 積もって ほしいな
冬の匂いは刹那に香るよ 大粒の雪が舞い踊る帰り道
真っ白な吐息が空を濁して 綺麗な星が流れて消えた
空っぽと知っていながら 温度のない部屋に帰る
いつかの笑い声と 君自身の温もりがあまりにも愛しいよ
今夜は月が微笑むから 世界は深い眠りにつくんだ
君去りし跡は僕が泣いてる 遠い街まで響いて 聞こえて ほしいな
明日なんかに興味はないんだ 溢れた涙の量だけ得をしたくて
流れた星に手を合わせた どうか
今夜は月が微笑むから 大好きな君を想うよ
いつかの二人みたいに
君去りし跡は僕が泣いてる 少しだけ あと少しだけ 届いてほしいな
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