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遠い街にいる君へ
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作詞 syarin |
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忘れようとして忘れようとしたって
しつこく付いてくる意地悪な想い出
突き放そうとして宛もなく走っても
綺麗な思い出は僕の瞼の奥を刺激する
慣れるわけもなく溢れてくる雫
朝陽が登るたび繰り返される昨日みたいな今日
眩しい光が僕の心まで届いて
枯れるまでこぼれ落ちていく涙
いつか君のいる街まで溶け込んで
空を伝ってくれるといいのにな
愛そうとして愛されようとしたって
見えない闇が二人の距離を遠ざけていく
抱きしめようとして目を閉じたフリしたって
薄目で見えた景色の中 頬をつたる小さな雫
綺麗事だけじゃ響かない不器用な世界
朝陽が登るたび変わる時代 幼い二人はそのままで
眩しい光が君の心まで届いて
枯れるまで泣き続けていく声
いつか僕のいる街まで溶け込んで
風に乗ってここまでくるといいのにな
あの日小さな背中を照らした光
振り向くことさえしなかった心
いつか君の空まで溶け込んで
小さな星となって降り注ぐ優しさ
いつか僕の空まで響き渡って
心に届くたび こぼれ落ちる小さな星屑
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