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いつもの優しさと少し小さめの傘
作詞 syarin
一人に慣れた道に 微かに写る面影
鈍色の空に抱かれて 掠れた声で泣いた

君まで届けばいいと 積み重ねたわがまま
時間と比例し溜まった 寂しさは瞼を下ろす

夢の中で逢えたら何を話そうかな
あの日肩を寄せ合って歩いた あの時の続きを話そうよ

冷たい雨に流された思い出を
吸い上げた花は誇らしげに咲いてる
苦い記憶を甘い蜜に変えてくれよ
できれば君が咲く前の二人に戻してよ

一人に慣れた道に 懐かしい香りが降る
鉛色の雨に打たれて 泣き声は掻き消された

君まで届くはずもないと あきらめた僕の外側
でもホントは忘れたくないと 駄々をこねる僕の内側

夢の中で逢えたら何処に行こうかな
あの日唇を結んで頬を染めた あの場所まで連れていくよ

冷たい雨に震えた思い出を
吸い上げた花は素敵なほど咲き乱れる
枯れることも忘れてずっと陽を待ってる
できれば君の隣で一緒に光を浴びたいよ


君はもう忘れたかな 雨の日の帰り道
相合傘に包まれた 無邪気な笑い声

もしも君が何処かの世界で泣いてるなら
もしも一人で濡れたまま佇んでいるのなら

いつもの優しさと
少し小さめの傘でよければ持っていくよ   


その最後のセリフさえも雨の音に溶けていく
君まで響くことなく消えていく 

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歌詞タイトル いつもの優しさと少し小さめの傘
公開日 2012/05/15
ジャンル その他
カテゴリ その他
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