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西陽に溶けた黒い髪
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作詞 syarin |
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いつの間のか一人ぼっち
寂しさを隠して歩いてきた
窓の向こうで優しく降り注ぐ
淡い夕暮れの光
土手沿いの道で遠くなる影
オレンジが綺麗に染めた後ろ姿
もう一度会いたくて 会いたくて
デジャブでもいいから縋りたくて
もっと話したくて ずっと離れたくなくて
それは西陽に溶けたいつかの幻
いつの間にか懐かしい鼻唄
奏でながら歩いてきた
窓の向こうで小さく揺れている
儚い星空の光
土手沿い道で交わらない二つの夢
いつか時間も呑み込んだ蒼い夜
もう一度会いたくて 会いたくて
時計の針は意味も忘れて逆回り
馬鹿な事願って いつだって忘れたくなくて
今日も眩しいほどに照らす幻
西陽に溶けていく 黒い髪が茶色に染まる
そんな景色が愛しくて どうしようもなく素敵で
その瞬間が永遠でありますように
って願って 馬鹿なほど願って
君の全てで焦がされた視界は
雨を望んで 泣いて 乾いた心を潤わす
その度に想う会いたい 会いたい
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