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手を振った日
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作詞 syarin |
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灰色の空を見て憂鬱の彼方に逃げた
見えていたのは君の後ろ姿
追いかけても追いかけても遠く
やっと手に入れたのは綻んだ涙の理由
その瞬間に崩れたんだ 壊れたんだ
君は泣いたんだ 何よりも儚く美しく
バイバイって手を振ったよ
その唇から溢れた一つ一つの言葉が
震えていたから 僕は誤魔化すように空を仰いだよ
灰色の道を見て寂しさの渦に呑まれた
見えていたのは君の淡い影
追いかけたよ追いかけたよ ずっと
やっと抱きしめれたのは霞んだ涙の幻
その瞬間に想ったんだ 目を閉じたんだ
君へ唱えたんだ 寂しげに焦れったく
バイバイって手を振ったよ
その窓から見えた綺麗で懐かしい景色が
滲んでいたから 僕は誤魔化すように地を睨みつけた
君を乗せたバスは何処へ向かかうの?
僕がサヨナラを言ったあの場所へ
もう一度帰ってくるのかな 泣けるよ
バイバイって手を振ったよ
終わらしたくない物語が続いていくように
またねって手を振ったよ
視界が滲んでも 声が震えても
また会えますようにって手を振ったよ
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