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夏の記憶と花の色
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作詞 syarin |
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汗まみれのTシャツ 乾いた喉
少年は走っていく 夏の記憶を辿りながら
揺れる木漏れ日 消えていく影
少年は立ち竦む 夏の風に吹かれたまま
夜に咲かせる花びらに夢を乗せて打ち上げた
時代は僕を置いていく あんなに綺麗だった
あの花の色を僕は忘れてしまった
虚ろに輝く冬蛍 凍えたカラダ
少年は忘れていく 夏の匂いを抱きしめながら
時に見え透いた嘘で涙の理由を創ってた
時代は僕を置いていく あんなに素敵だった
あの日々を僕は忘れてしまった
背が伸びるたび 景色も広がって
見えなかった世界はこんなにも美しかった
足元はフラつき いろいろ躓いて
落としたものさえ忘れてしまった
泥まみれの靴 足跡をつけた道
少年はもう戻れない 夏の思い出に浸りながら
夜に咲かせる花びらに夢を乗せて打ち上げた
花は見事に咲き誇り 淡く儚く消えていった
あの一瞬を僕は忘れてしまった
あの綺麗な花の色を僕は忘れてしまった
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