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濡れた僕
作詞 syarin
足音は二人分
1つの狭い傘の中
二人が濡れぬよう
風邪を引かぬように
優しさで包みあった

笑って笑ってはしゃいで
時に肩に落ちた青い雨粒

このまま離れずに歩こうって
約束したのに君は一人濡れていたの
雨に滲んだ涙は僕を包みこんで
君のいない傘の中
僕は一人濡れていたの




鼓動は二人分
一つの狭い傘の中
二人がはぐれぬよう
時代に呑まれぬよう
言葉で確かめあった

泣いて泣いてくたびれて
時に肩に落ちた淡い雨粒



いっそのこと二人で濡れていようって
約束したのに君は僕に傘を渡したの
雨に滲んだその顔は寂しく笑った
君のいない傘の中
僕は一人濡れていたの




温もりが冷めぬように
二人分が一つになるように
なんども心繋いだのに



このまま二人で歩こうって
約束したのに 雨はもう止んだのに
水たまりが映したのは一人の影
君のいない青空の下
僕は一人泣いていたの

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 濡れた僕
公開日 2011/06/30
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 別れ
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