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無邪気な夏の香り
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作詞 syarin |
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夏の香りは夢の跡味を思い出させる
淡く切なくあの日見てた茜色の雲のよう
夏の終りは心の中を空っぽにさせる
泣き疲れた蒼い夜を覆う真っ白な朝のよう
手を繋いで歩いた土手沿いの道
不器用な言葉並べては汗まみれ
無邪気な二つの影を赤く染めた夕陽
気がつけば二人の頬も恋の色ね
夏の香りは恋の跡味を思い出せる
甘く儚く溶けてしまう苺色のかき氷のよう
夏の思い出は僕の心を悲しくさせる
小さな温もりさえ守れなかった馬鹿な僕さ
手を離して歩いた土手沿いの道
大きなため息を零しては汗まみれ
無邪気な二つの心を包んでくれた夕陽
気がつけば二人の影は遠い空の彼方
夢を話しながら歩いた土手沿いの道
今じゃ蝉の鳴き声に掻き消された
無邪気な二つの夢は交わらず離れ離れ
気がつけばひとりぼっち
君もひとりぼっち
夏の香りは僕の心を幼くさせる
もう一度あの頃の二人で話し合いたい
もう一度無邪気な僕と君のままで
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