|
|
|
鼻声
|
作詞 syarin |
|
色鮮やかな思い出は
時として人を悲しくする
今までが夢みたいに
柔らかな陽溜りが
あの頃の僕らを包んでた
毎日のように喧嘩して
いつの日が大人への境目か
知らず知らず日々を重ね
君は遠い街へ行くんだな
綺麗な言葉じゃ言えない
単純な言葉でもない
慰めなんてものも言わないから
ただ頑張ってこい
折り曲げた紙くずに
他愛もない文字をならべ
懐かしい過去を思い出す
無邪気に自転車漕いだ
土手沿いの道
夕日が影を紅く染めていた
気付かないフリをして
自分もガキのままだと知った
あの日の幼い夢をなぞってた
二人はもう遥か遠く
綺麗な言葉じゃ言えない
素直な心でしかない
またいつかここへ帰ってこいよ
その時は酒でも飲もうや
二人を歩ませた青い青春は
もう戻らない
そんな顔で泣かないでくれ
最後の声が鼻声なんて
僕は嫌だよ
|
|
|