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冬の遠出
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作詞 syarin |
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もうあなたは遠くなってゆく
夢中で駆け抜けた青春は
まるで昨日の事のように
優しく映っている
そうあなたはいつまでも子ども
何気ない柔らかな微笑み
つまらなかった事が今では
愛しく儚く脆く弱く
風のように流れる運命(さだめ)は
いつか僕らを遠く離してゆく
必死に抱き寄せ見つめ合って
確かな心を温めていたのに…
サヨナラ サヨナラ もうサヨナラ
もうあなたは振り向きもせず
夜行バスに一歩を踏み出す
また1つ思い出が零れていく
赤く腫れた僕の両目から
ダイアモンド煌めく星空の下
温もりと長い夢から醒めてきた
力任せに抱きしめ言葉を並べて
いつも二人は と指切りしたのに…
サヨナラ サヨナラ もうサヨナラ
雪のように舞い散る記憶たちが
もう戻らぬように強くなりたい
寂しさに溺れて泣きくたびれて
いつの間にか汚れたこの両手
あなた あなたが
いてくれたら僕は何もいらない
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