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都会の唄
作詞 syarin
白い雲が泣いていた
ずぶ濡れの僕はいつだって
敷かれたレールをひたすら歩いている

こんなにも距離が面倒いなんて
今まで知らなかったよ
時代の風と都会の風は君を美しく
大人色に染めていった


ガキのままの僕だけが
少しずつ小さくなって消えそうになって



受話器から流れる泣き声
言葉を無くしままの僕は
まるで銀色の空の彼方 一人ぼっちで
うずくまってた



夕暮れが染めた夢
二人で語り明かした大きな未来
今はもう遠い遠い過去の星クズ
流れて泣いて消えていった


あの頃はほんとに幸せで
いつだって君を笑わせていた
多分君もほんとに幸せだったろ?


こんなにも距離が面倒いなんて
今まで知らなかったよ
時代の風と都会の風は君を美しく
大人色に染めていった





何も見えないこの先の道
光を求めてがむしゃらに走った
どこにも出口はないのに
ひたすら君を探して走った




今頃君の街はどんな色なんだろう
君はどんな風に素敵になっているんだろう
僕のことは忘れただろうか
今でも忘れられない君の優しさ



僕もいずれ君みたいに
美しく汚れていくのでしょうか

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 都会の唄
公開日 2010/11/05
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 失恋
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