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永久欠番
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作詞 もちだほうすけ |
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夢が全て叶えられそうで
走り始めたグラウンドの上
泥まみれになりながら
強さの辛さを知ったのだろう
完璧な頂点にぶち当たった時
君は全て棄てて闘った
気がつくと強さを失っていた
同時に別の強さを得た
どんな壁が待ち構えていても
強さを忘れない君に贈ろう
君の歩いた足跡が
忘れ去られてしまわぬよう
君の愛したこの瞬間を
刻む永久欠番
「どれだけ時を捧げたのだろう?」
満身創痍の君が言った
君はどこまでも強かった
「もう強がりは要らないだろ?」
戦場を闘いぬいて全てを失った君
君の失ったものを今贈ろう
「強さが全てじゃないはず」と
いつも言ってた強がりさん
もう全て脱ぎ捨てた君に
贈る永久欠番
飾らない強さを ありがとう
月日は流れ流れて
子供たちも大きくなった
彼らの後ろの背番号
君の番号は空いていた
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