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ハンドル
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作詞 シャムリッド |
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走り去ってった列車の運転席に
ハンドル握る僕が行く先には
小さな宝石とか綺麗な景色とか そんなものより
大事なもんがあったりして
窓際に座る 君の寝顔にラクガキをしてみた
書いた後に気付いた 行く先とは逆の方向に向かってる
時計の針を左回りにしてみよう
あのハンドルが回り始める前に僕の手で
行く先に目を向け そして 今のままでいればいい
起きた君の顔に笑わないように そっと空を見てた
君は魔法の手鏡を出した そうして 僕の運命が変わった
そのハンドル握る 君の背中は大きく感じた
鳴り響いてた教会のベルの音に
反応してた僕の意識の中に
これから待つもの 今終わるもの そんなことが
僕を動かしてたりして
運転席にいる 君の後姿は少し怒っていたんだ
なぜだかは知らないが この両手が君を温かく包んだ
時計の針を右回りに戻そう
あのハンドルがふたりで回すときまで
行く先に目を向け そして 今のままでいればいい
そっと包んだ腕を解かぬように 誓いのキスをした
君はまた魔法の手鏡出した そうして 僕の運命が変わった
そのハンドル握る 未来の僕と君が そうやって
時計の針を止めてみよう
このハンドルがふたりで握っているときに
行く先に目を向け そして 今のままでいればいい
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