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苦恋
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作詞 凛句 |
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人を好きになることがこんなに苦しいのだと
僕は初めて思った。
気持ち次第でなんとかなるでしょ
って最初は思ってたんだ
だけど、ムリでした
こんなに愛しい想いに掻き立てられて
今にも崩れ落ちそうなんです
僕と君には見えない壁がありそうで
そして、怖いんだ
逃げ出したい
その一言が頭から離れなくて
それでも「君がすき」
その言葉が今も胸の中で騒いでいる
「好きだよ」の一言も
「愛してる」の一言も
言い尽くした気がする
だけど、届かない
君の胸には届かなくて
僕は多分 このまま
君の傍にはいられないだろう
君に一番近い存在だと僕は自惚れていたんだろう
その自惚れが君を好きにさせたなら
僕は 最低な人間だ
声を聞く度
僕は君の傍にいたくなる
だけど、忘れなくちゃいけないのかな?
っていう感情も溢れるんだ
逃げるための回路を僕は見つけた
何度も腕や足を切りつけた
それで 君が僕を心配してくれるならば・・・
偽りでも 僕に振り向いてくれるならば・・・
何度だって傷つけばいい
だけど、それは違った
逃げるため それは「すき」
とは別のもので 僕は君との関係から逃げていたんだろう
僕は君の傍にはいられないんだと思う
君を苦しめるだけだよ
それでも サヨナラの一言がでてこなくって
僕は心に嘘をついて 君から離れようとする
涙はとまらないけど
その涙だけは偽りなく 君を愛してた
この片思いは多分
永遠に終わらないけど
いつか きっと
良い想い出になるよね。
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