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わすれないために。
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| 作詞 凛句 |
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この傷跡
いつまでも そっとここに残るように
僕は胸を握り
そして、傷跡を目に焼き付ける
太陽がのぼり 陽が沈む
何も残らない空には星が残る
僕に見せてくれる 憂鬱な日々の原型
それが心の中に残った 唯一の記憶
守りきれなかった 何も残せないままでいた
そこに描いた平和な未来はどこにもないまま・・・
今もどこかで続く人殺し
その中に憎しみや哀しみ
それさえも無にしてしまう 僕の心
なんなのか わからないから
テレビに映る 人々の泣き顔
それさえも 抜けていく
ただの「絵」にしかみえないんだ
守りきれなかった 何も残せないままでいた
そこに描いた平和な未来はどこにもみいだせないまま
心に描いた落書きに何度も書いた 笑顔の数々
それさえも今はただの「落書き」で
虚しく散っていく・・・。
平和でありたいのに平和でいけない
どうしてなの？ねえ？
果てし無い時間の中で 僕達は何度人殺しの世界を見てきたの？
守りたい 何も残せないけど 守りたい
そこに描いた平和な未来を何度夢見たか
それを夢で終わらせない
平和であるための平和な世界
人々が望んだ 世界は
今どこに存在する？
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