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作詞 有真澪
どれほど待っただろう
心から待ち続けただろう
あの季節が来る度 思いだす“まぼろし”

夏休みはよく2人で遊んだね
花火やプール、お祭りで騒いでた

悲劇なんて知らなかった
死というものを知らなかった
まだあの頃は子供だった、と
言い訳する自分が悲しい

倒れた君は鮮血に命を燃やしながら
冷たく息を引き取った

春が過ぎ去る度、不安になって死にたくなる
私は望みながらもあの日を否定している
追憶は陽炎にずらされていく…

強い意志を見付けられないまま

淡く仄かに微笑んで
細やかな腕は求めていた
固く握りながら失意のなか
言い訳する自分が馬鹿馬鹿しい

暗闇を彷徨いながら彼は瞳を閉じる
それがまるで否定のよう

春が過ぎ去る度、写真の先の彼を視る
何処に行ってしまったのか、と否定し続ける
幻想を真実に置き換えたなら…

忘れないよ ずっと胸に仕舞い続ける
だけど この想い破裂するその前に…

【     】

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歌詞タイトル
公開日 2010/06/03
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 事故で大切な人を失ったある少女の話。最後に、彼女は…。
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