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永遠の華
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作詞 有真澪 |
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綺麗な華も何時か散るのだと、貴方は悲しそうに言った―――
思えばあの時生まれてきたのに
何処か切なそうに花弁に触れた
街外れの場所 其処で生を受けた
白い腕が掴む、私の右手…
私達の出会いは運命でも必然でも無い
ある雪の日、枯れそうな貴方を見付けただけ
嗚呼 此の命尽き果てるまで
私の生を捧げましょう
最期の命の炎が消えるまで
どうか笑っていてほしいの
違えどあの時死んでゆく友を
見捨てる他、手段は無くて目を逸らす
どんなに晴天でも怖いと
確かに生きているよ、なのに死んで往く
私達の追想は何時までも花のように咲いて
忘れられない 悲しき思い出の頁になる
「最期は二人で往きましょう。
そうしたら怖くないでしょう…?」
嗚呼 此の命尽き果てたなら
それでも笑っていられるわ
光と闇の先に有るものが そう
たとえ永遠の悪夢でも…
後悔はしないで
想いはひとつだけ
笑っていてほしいから
何も怖くないの
想いはひとつだけ
心に咲き誇るから
綺麗な華は何時か散るけれど
それまでは美しく咲いているから…
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