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きいろいろのうた
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作詞 St.TALL |
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僕の机の引き出しには ひそやかに
使いかけの黄色いクレヨンが 眠っている 時を止めたまま
口癖が「きいろいろ」になるくらい 君はいつも黄色を探してた
きいろいろのうた
あの道ばたで たんぽぽを見つけては笑った
君はどうして お気に入りのクレヨンを僕にくれたのだろう
いつも一緒に遊んでたのに いつからか
君の姿を見なくなった そのことには誰も触れなかった
もう二度と逢えなくなってたなんて 随分とあとになって知った
きいろいろのうた
流れるように時間だけ 過ぎた気がするけど
通勤電車に揺られる僕の ネクタイは黄色に決めている
きいろいろのうた
もうじき生まれる 僕の子にも君のことを話そう
君のなまえは付けられないけど 遠くから見守っててください
きいろいろのうた
いつか僕も光になり もう一度逢えるのかな
そのときはこの黄色いクレヨンで 大好きだった君を描いてあげたい
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