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舞桜
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作詞 銀翼 |
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舞桜
時の流れに従って 生き永らえるほど
人は何処まで堕ちたのか
ただ己の信じた この道を只管に進むだけ
閑(しず)かな夜は 紅月(あかつき)の光と
白銀の刃が 斬り裂いて
サクラ散ル 儚く
宵闇の華 揺らぐこともなく
強く見据えたのは 一夜の刹那の梦(ゆめ)
全てを懸けて 染まるは無常の理(ことわり)
桎梏(しっこく)の その法(さだめ)は
絆の行方を風に乗せた
玉響(たまゆら)のこの地上に 思い残すことは もはやない
散りゆくと知りながら 羅刹の如く
相克する輪廻 命 燃やす
サクラ舞ウ 狂い咲き
暁光に照らされ 動乱は止み
闘いの果て 修羅の轍を碧血(へきけつ)で染めて
零れ落ちる涙は 天道への道標
サクラ散ル その下で
震わせた肩 蹉跌の悔恨
奔走し 咲き誇り 降り続く桜雨
この命に代えて護りたい 夢幻(むげん)の薄桜
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