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白いカバン
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| 作詞 もちうさぎ |
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君があの人の背中で
歩調に合わせて揺れていた
僕の頭の中の画面
二つ前の夏の場面
ちぎれそうなベルトの端
光沢のないエナメル質
やっぱり君も帰りたいかい？
アップテンポな道程に
置いてけぼりの僕らは
なんだか少し似ているね
甘い期待を抱きながら
淡い現を流れてく
君があの人の背中で
太陽光を返していた
僕の頭の中の場面
二度と映らないその画面
白い君のあちこちには
黒い傷と小さい穴
やっぱり君も帰りたいかい？
中身を揺らした道程に
置いてけぼりの僕らは
なんだか少し惨めだね
迎えが来るその日まで
狭いところで悪いけど
そばに居ててくれるかい
そばで泣いてくれるかい
同じ待ち人の僕らは
身を寄せて日々を流れてく
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