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夏の終わり
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| 作詞 グリン |
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今年最後の蝉達が
一斉に声を絞って
夏の終焉を彩る
窓辺の華麗な向日葵も
夜に向かいその身を焦がす
季節は足を揃えて
正確に前へと進むのに
いつまでも膝抱えて
立ち竦む一つの愛が或る
進めない 終われない
戻れない 変われない
私は 何処へ行けばいい？
夏の終わりよ
秋を背負うその前に
この愛にも 道を下さい
この愛にも 次章を下さい
便りがないのは良い知らせ
そんな風に思ってみたり
遠く離れても心は・・・
なんて 淋しさまとう想い
誤魔化さなきゃ 生きてけなかった
四色の季節たちは
クルクルとループしてゆくのに
盲目になった心
廻りは全部真っ暗闇
進めない 終われない
戻れない 変われない
今 何処に居るのだろう？
素知らぬ顔で
走り去る夏の終わりよ
この愛にも 道を下さい
この愛にも 光を下さい
規則正しい
呼吸で廻る四季たちよ
この愛にも 道を下さい
この愛にも 命を下さい
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