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ブランコひとつ分
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| 作詞 グリン |
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公園のブランコに
あなたが腰を掛け始めて
わたしすぐに気づいた
何かが終わる匂いがした
ぶつかってしまわぬように
作られた距離がもどかしい
心の音が聞こえない
泣かせてくれる肩はもう
随分 遠いんだ
人に見えない痛みは
涙でしか伝えられない
泣くことさえも出来ない奴は
耐える以外には術がない
私もきっと 明日から
痛みに耐える日々が
始まる
一言一句違わず
あなたは用意してきた言葉
私のほうを見ずに
流れるように音に変えた
私はとても馬鹿だから
ご期待に副えるようにと
あなたが望んでる言葉
笑顔に乗せて吐いたんだ
痛みは 始まってる
積み重ねすぎた時が
敵になって 私を刺す
だけど多分あなたは反対
新しい日々に微笑むの
おんなじように 明日から
私も 新しい日々
始まるけど
もう当分の間は
笑えそうもないんだ
それでも
さよなら
さよなら
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