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櫻の子
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| 作詞 鮫 |
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その小さな背で何を背負う
幼い眸（ヒトミ）は何を見た
兄様 わたくし知ってるの
母様を殺した人形を
兄様 わたくし知ってるの
彼の子を愛しているんでしょう
何故 彼の方だけ
わたくしの生まれた意味を
（誰か）
その白すぎる肌が染まらぬ様
抱きしめてくれた彼の人を
一緒に居てほしかっただけ
愛して欲しかった（きっと）
「済まない」？ 今更何を言う
母様を殺した人形は
兄様 貴方なのだから
何故 彼の子だけに
『憎い』 『悲しい』 『寂しい』
（誰を？）
その美しい笑顔が穢れぬ様
約束をした彼の人を
一緒に居てほしかっただけ
愛して欲しかった（ずっと）
兄様 約束覚えてる？
花見をしようと言いました
兄様 櫻が咲いてるよ
何故 もっと早く
（気付けなかったのだろう）
こんなに恐ろしく 悲しく
美しい光景を
兄様 兄様
ごめんなさい
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