ご自身で作詞された歌詞を「うたまっぷ」で発表するコーナーです。皆さんのご投稿をお待ちしております!
無料歌詞検索・うたまっぷトップへ
 人気投票
 コメントを書く

無料歌詞検索・うたまっぷトップへ

ラジカリストの夕べ
作詞 停波
出来合いの時代の中で 私達は生きてる
それは悲劇的でもあり 嘆くべき事だから

そうして戦いへと
私は身を投じる

私達は表現者で 言語を操り得る
どんな事でも語り出し 扇動さえ行う

そうして少しばかり
血が流れ出しても

圧制に対し向かう 純化させた声
戦いは続き
そうして眼前には多くが見えるんだ


日々は暑さを残しつつ 何事も語らない
歩けど鳴るのは靴音 通りには何も無く

吹き散った赤色(せきしょく)が
季節を色付ける

私の伴侶はそれから 鬱気に捉われつつ
私を怪しむまま 何事も語らない

そうして懐疑心は
歩みを進めている

圧制に対しなびく 順化された声
戦いは続き
遂には眼前まで何かが来てるんだ


時に風は波間をも顧慮せず
しかし波は何処でも現れる


それから季節は更け入り 赤茶け、がさつき出す
伴侶を持たない私と 全く似通いつつ

そうして対話も無く
戦いさえ同じ

圧制にさえも拘らず 浄化された声
戦いを過去に追いやり
眼前には冬が来てるんだ

雪景色の通りに今 在りし日の歌は無く
朝焼けを伝える声も 聴こえないまま

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
掲示板、
ブログ等に
リンク
URL▼

リンクタグ▼
歌詞タイトル ラジカリストの夕べ
公開日 2011/10/24
ジャンル ロック
カテゴリ
コメント  テーマ「詩人の四季に伴う進歩」に基づく連作からの第一曲、「秋」。
 年若な詩人が陥りやすい思想の偏執性を描きつつ、その偏執性により仲間を失い、遂には悲しみだけが残るという様を描く。
 題名で示したとおり、ラジカリズム(急進主義)を副次的テーマとしましたが、通例の如く政治的急進主義を描いたのではなく、いわば芸術的急進主義(即ち、芸術家としての政治運動への参加)の欠陥を描いたのです。
 芸術家が自身を如何にハイブロウやロウブロウだと主張しても、作品は如何なる個人や集団にも属してはならないのです。
 換言するならば、出生や育ちがどうであれ、芸術家は常にミドルブロウでなければならないのです。
停波さんの情報













うたまっぷTOP作詞スクール歌詞検索自作歌詞愛ことば便アーティストクリップうたまっぷインディーズ俳句・川柳
お問い合わせ歌詞リクエスト登録リンクURL登録音楽関係リンクサイトについてプライバシーポリシー
うたまっぷ