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憎悪
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作詞 VOLD |
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吐き気で刻まれる時計
後悔さえ懐かしく
思考の果てには傷しかない
憧れは惰性に侵され
捥げた腕には感覚だけ
決め付けたことさえ曖昧に果て
噛み締めた記憶も欠片にはならず
崩壊という選択だけに愛される
だから、赤として散れるのか?
意味へ届く美しい運命をくれ
何かに根付く醜い存在は誰?
寒気に阻まれる模型
残骸さえ疎ましく
蛇行の先には水すらない
妨げは知性にけされ
掲げた旗には文字すら無く
踏みつけたものなど見向きもせず
憐憫という独善者に愛される
どこで、凛として在れるのか?
明日を飲む慰みの深海をくれ
道徳にそむく儚い証明は誰?
永遠の空に憎しみだけを
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