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僕は背伸びをしていました
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作詞 HRY |
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僕は背伸びをしていました
周りのみんなが眩しく見えて
僕は その光に届こうと
一生懸命 手を伸ばしていたんです
上を見すぎて 自分の体は視界から消え
文字通り 自分自身を見失っていました
本当は 手なんか届いていやしなかったのに
届いていた気でいました
そこには「自分」が居たのに
手を降ろせば 簡単に届く
かけがえのない 「自分」が居たというのに
届きもしない
本当に輝いているのかさえも判らない
そんな光に手を伸ばすよりも 遥かに簡単に
触れることができたはずなのに
僕は上を見すぎたせいで
自分自身も光を帯びていたことに
気付いていなかったのです
手を降ろして初めて
自分の体の温かさを知ったのです
確かに
思い描いた光よりかは 見劣りする光です
だけど こんな光も悪くはない
と 今ではそう思えるんです
これが本当の「自分」だから
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