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彩り
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作詞 マナッカ |
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君と見た桜のひとひらが
今も瞳の中によみがえる
もう葉桜だねと笑う君
もう少し もう少し早く来たかった
並んで歩く緑道
光に透ける君の髪
もし今 時が止まったら
君に見惚れて 息が止まったままだろう
彩りの中にいる君は
色んな色をその身にまとって
だから触れるとあたたかいのね
だからこんなに触れたくなるのね
彩りの中で
彩りの中に
空は真っ白な画用紙で
神様はそこに空色を塗る
忙しくって筆は特大
真っ白な 真っ白な雲は塗り残し
多忙な時は雲が多い
お暇な時は快晴です
雲がひとつもない時は
バイト先の 君の無事を祈っているの
彩りの中に君がいる
ただの駅への灰色道さえ
何でこんなに楽しいんだろ
何で小鳥も花も現れるんだろ
彩りの中は
彩りの中は
あなたと歩いたそこかしこに 振り返ればほらすぐ足元に
彩りの中で生きる君
すっかり私も感化されて
何かとレンズを向けたがるの
何かと色を探してしまうの
端っこに咲いた花の一輪
手を伸ばせば届くピンクの桜
だから触れるとあたたかいのね
だからこんなに触れたくなるのね
彩りの中で
彩りの中に
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