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ゼミ室101
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作詞 NatsumI |
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最高のキスをしよう
最高のはぐをしよう
君を愛してる
1年と2か月前の話をしようか
人を愛することなんて
何かさえわからなかった僕に
光が差した
偶然の出会い、なんてよく言うけれど
僕は信じていないよ
会ったときにビビビ、なんて
ドラマの中の話だ
君と僕は出会うことになっていた
必然という名のもとに
僕らは出会えた
同じゼミ室 隣の席
君は真剣に講義を聞いてるもんだから
ついついからかってみたくなった
講義の間はおしゃべりに夢中だ
僕と君とをつなぐ唯一の時間
大事なところを聞き逃した、と
僕を責めだしたこともあったね
怒っている君もかわいいなあ、なんて
そのときは本気で思った
最高のキスをしよう
最高のはぐをしよう
君を愛してる
サークルも入らず
ひたすら講義を受けて
モテるだろうに彼氏もつくらない
健気な子、そんな印象だった
僕と付き合ってよ、と告白した日
君は泣いたのを覚えているかい?
細い肩を震わせて
声を上げずに泣いていた君を見て 思った
僕が守らなければ
君のお父さんが亡くなったことを聞いて
僕はどんな反応をするべきか
わからなかった
君が健気に頑張るのは
奨学金のためだったのかな
君をずっと抱きしめることぐらいしか
僕にはできなかった
君が僕の胸の中で泣いている
そんなシチュエーションでも僕は
君の気持ちをわかってあげられない
そんな時でさえ
君とこんなに近づけたことが
嬉しくてたまらない
ああ 最低な男だ
分かっていたよ昔から
最高のキスをしよう
最高のはぐをしよう
君を愛してる
君を守るよ
そばにいるよ
一人で抱え込まないでくれよ
信じてくれよ
最高のキスをしよう
最高のはぐをしよう
君を愛してる
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