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かけた爪
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| 作詞 ぽたま |
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爪がかけた パキって割れた
そこを切ったら 深爪した
感情が消えそうだから 誰か私を殴って頂戴
でもそうしたらきっと私 倍返ししちゃう
心が無くなったら 人間ではなくなる
ただの人形でいるのは つまらないわ
痛みはないの 感覚がないの
でも剥いてしまったら 赤い液体が顔を出す
私が生きてることが 証明されてしまう
踊るように 落ちていった
命のない 紫蝶々
何も感じないから このナイフで私を刺して頂戴
でも殺さないでね あの世から迎えが来ちゃう
電池じゃなくて 純粋な愛が欲しいの
まだ欲があるから 私は人間よ
味気がないの 温度がないの
でも止まらぬ心臓は 思うよりずっと熱くて
私が驚くくらい 私は強く生きてるの
もう何が楽しくて 何が悲しいの？
全部ぶっ飛んで 何もわからない
他人の温度は 欲しくない
だって私 自分のだけで十分だもの
淋しい女だなんて笑わないで 哀しいわ
かけた爪は凶器と化した さあ今よ
早く私を この鼓動を 止めて頂戴
言葉がないの 普通じゃないの
普通って何よ 熱い熱い ああもう嫌よ
翼がないの 自由がないの
ねえ最期だから飛ばせてよ 上じゃなくて下に
理由はないの 希望もないの
さあ時間が来たわ この爪剥いで サヨナラしましょ
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