|
 |
|
real doll
|
| 作詞 ぽたま |
|
電池やネジはいらない 愛と意思があれば動けるから
でも哀しいね それが無いと何も出来ないよ
純粋な心がほしい 嘘の無い瞳がほしい
欲求不満なんて日常茶飯事 汚い考えに時代は関係ないみたい
でも僕 時々思うんだ
人形は綺麗な心を持ってるけど きっと僕らみたいに笑えない
人形は同情なんてしないけど きっと誰かの為に泣けない
それってきっと 人間より哀しいよ
だから 僕らが哀しいイキモノにならないように
この心臓を与えたんでしょう？ 神様
でも僕らだって同じなんだよ 心が無くなれば人形になる
そうしない為に神様は 僕らに心を与えたんだ
ありがとう ありがとう でも残酷すぎるよ
この心は時に自分を騙し 時に人を傷付けてしまうから
僕のこの心を 人形の心と取り替えたら どうなるのかな
もう僕は傷付かなくていいのかな それならこの心を交換したい
でもそれってきっと無意味 だって僕らも人形の一部だから
逃げる為の時間を たくさんの愛の営みに使ったほうがいいね
そうしたら この哀しい世界に 温かい愛の結晶が増えるから
まだ僕には息苦しいこの世界では 「心があってよかった」
そんなこと言えないけど もしそう思える日が来たら
神様に 言い切れないほどの「ありがとう」を言おう
きっと真実も嘘も無いんだよ だって僕ら 人形以外の何でもない
僕らが人間であることは嘘じゃない 僕らが人形であることも真実
ちょっと生まれ方を間違えて 心を埋め込んでしまっただけ
笑うことも泣くこともできる僕らは ちょっと特別な人形なんだ
|
|
|
