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優しさ
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| 作詞 ぽたま |
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細く伸びた指先 掴むその夢は誰の為？
自分の為のものじゃないなら その手を降ろした方がいい
君は僕に たくさんの優しさをくれるけど
その優しさ 少しでも自分自身に与えてあげて
君の心が 寂しさで埋もれてしまいそうだから
人って優しいね 自分を犠牲にしてでも 相手を想う心があるから
でも何でだろうね 優しさは時に美しく 時に残酷で
ねえ お願いだから それ以上 心を売らないで
痛々しい傷が もっと深くなってしまうよ
呼吸をする隙間さえ 与えられてないのなら 僕が壊してあげるから
どうか自分を犠牲にする優しさを 捨ててください
君が壊せないというのなら 僕が破壊してあげましょう
僕にはそんなことできないよ 自分が一番大切だから
結局「守る」とか そういう甘い言葉は 一時の嘘でしかない
ガキが何言ってんだって 誰かに笑われた
僕も笑うよ 「大人は嘘つきで情けない」と
誰が何て言おうと勝手な時代 傷付く言葉も増えていく
人って悲しいね 誰かに与える優しさを 自分には与えられないから
悲しみからは何も生まれない 笑顔や喜びだって 何も
ああ もうその心は助からない 手遅れだ
傷付きすぎて 悲鳴さえ叫べない心 可哀想に
それでも救済を求めるなら ちっぽけな僕の ほんの少しの優しさをあげる
だからもう二度と こんな過ちは犯さないでね
僕が僕の為に使う優しさ 悲しい人にならあげてもいいと思った
こんなケチな僕の優しさ 酸素のように儚く消えた
僕が今あげた優しさは 誰かの心を癒せたのかな
君がいつもあげる優しさは 何億の人を助けているんだろう
数え切れなくて 自分がちっぽけに見えて 悲しくなった
でも僕が泣くと また君が君の心を売ってしまうから
泣かないよ でもこの心はあげないよ どうか君もそうしてね
結局人は 自分が一番大切
でも人は 時に美しすぎる優しさを持っている
哀しいイキモノだと 君は泣いた
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