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60分の1
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| 作詞 ぽたま |
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60分の1を知らす音 カチカチと耳障り
でもその一秒が 何か勿体無い気がした
足が動き出した 風だけ感じて走り出す
何で走ってんだ もうスタート地点が見えない
たった一秒が 惜しいとさえ思った
何をするでもなく 今は走っていたい
走ったその先で あの一秒の大きさを感じれるように
60分の1を刻む針 止まってはくれない
他の二つの針より速い でも疲れてない
街灯が灯り出す 関係無しに走り続ける
ああもうここどこだよ なんて思いながら
たった一秒 されど一秒 そんだけ
ただ無情に過ごしてたら勿体無い
遠く先にいる自分が後悔しないように 今走っとこう
誰でも老い耄れたら 走りたくなくなる
それなら今のうちに走ればいい 遅くはないから
歳とってから走っても きっと風は感じない
その一秒を 走り切れ
たった一秒 その先に行こう 遠くへ
理由なんていう重荷は 全部ここに置いて
全力疾走した先で 一秒の大きさを感じよう
60分の1が刻まれる前に もっと遠くへ
今この一秒という瞬間を 走り切れ
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