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my best son
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作詞 颯 |
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夕闇が辺りを染める頃
ガラガラと、バットを引きずった
泥だらけの顔も気にならない
涙さえも垂れ流して
「あそこでヒットを打てたなら
きっと勝てていたはずなのに」
悔しそうに呟くキミは
それでも、次は勝つという
あぁ、何年か前には
泣きじゃくって、堪えられなかった
それが今じゃ
自分の腕で、涙を拭ってるキミがいて
1日1分1秒
変わってくキミを見る度に
キミを誇りに思う
いつしか、その背が僕を追い抜き
僕はキミを見上げるだろう
それは、なんて楽しみで
幸せな未来なんだろう?
僕はキミとキャッチボールが
出来る程出来たパパじゃないけど
誰よりもキミを愛してる
それだけは間違いない
you're my best son
新品のスーツに身を包み
どうだ、と胸を張ってみせる
いつかの夕暮れに思った
僕より大きくなったキミがいる
「オヤジとこうして飲むのが
小さい頃からの夢だったんだよ」
照れくさそうに呟くキミは
やっぱりあの頃のままで
あぁ、何年かたったら
キミもいつか、パパになるだろう
そしてきっと
こんな幸せを、かみ締めるんだろう
1日1分1秒
大きくなるキミを見る度に
キミを誇りに思う
いつしか、キミも結婚したりして
新しい家族を作るんだろう
それは、なんて幸せで
少しだけ寂しい未来
僕がキミに教えられる事なんて
少しもないようなダメなパパだけど
精一杯の愛をキミにあげる
どんな時でもキミは
you're my best son
キミが生まれた日のことを
忘れることは決してないよ
小さな身体に精一杯の
命の輝きを抱いていた
キミがいたから僕はパパになり
キミが愛を教えてくれた
最高のパパじゃないかもしれないけど
キミが笑ってくれたから
ありがとうと僕が言うと
僕より大きくなったキミの手が
小さく震えていたこと
本当に幸せだって思うんだ
1日1分1秒
大人になってくキミを見る度に
キミを誇りに思う
ずっと、そんなキミの傍にいられた
キミがパパと呼んでくれた
それは、なんて幸せで
かけがえのない日々
僕は必ずキミよりも先に
サヨナラを言う日が来るだろうけど
いつだってキミを愛してる
たった1人のキミは
you're my best son
いつだってキミは
you're my best son
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