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瞳の雨
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作詞 shin |
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夜を咥えている
ある日 我が仔の胸が肉面に降出し
暖かい太陽を覆い 眺めている
次の日 この私が消えた 朝と昼のあいだ
時が足をばたつかせ 海が届かぬ時の水面を 咥えている
時の水面で
流れる夜の下
互いに求め合う事に
流れる夜の下
互いに求め合う程に
ある日 わが仔の胸が肉面に降出し
暖かい太陽を受け 眺めている
海の夜 離れて往く
どれだけ耳を汲み抜かせていても
白い宇宙 抱き寄せている
どれだけ耳を汲み抜かせていても
海の夜 離れて往く
どれだけ耳を汲み抜かせていても
白い宇宙 抱き寄せていたい
どれだけ耳を汲みぬかせていても
流れる夜の下
互いに奪い合う事に
私が眠っていた
跡の付く 広い色さに
花弁を咥えている
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