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月乙女
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| 作詞 shin |
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月の頬に耳を寄せて
愛を謳う 奇跡の殺し屋
あなた首 の筋の下に
長い蜜をかけて
本当は 今日も買いたかった この口
貴方を 細い目で眺める
命を選ぶ この心が 卑怯に叫ぶ
霞みそうになる手が 溢れる欲を抱く
気持ちのいい事ではないわ
でもいいの それでもいいの
本当は すぐ消えそうになる この月
貴方を 憎い目で眺める
奪い終った 楽園と呼べる そのすぐ傍で
残りの傷と嘘をためている
今日は 誰も迎えには来ない 一時の前
月の頬に耳を寄せて 愛を謳う
今日は 誰も生きて帰れない 一時の前
首から下 のない 息をする貴方の口を塞ぐ 私の唇
今日は誰も逢いに来ない
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