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花言葉
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作詞 チリトハナ |
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君とであったのは2年と3ヶ月前
夏の乾いた土の匂い けぶるような陽の光
ゆれていたのは日日草(にちにちそう)
川沿いの道 赤い自転車
隣町までひいて歩いた
強い風に 目を伏せて
遠ざかる君 追いかけて走った
転んだわたし 手を差し伸べる
まぶしくて見えなかった
のばした手は とどかない
君と暮らしていた1年半と12日
傷跡残る白い壁 何もない四角い部屋
思い出すのは待宵草(まつよいぐさ)
川沿いの道 赤い自転車
君に合わせた少し高いサドル
足を伸ばしても 届かない
不安定だったのは きっとわたしのほう
転んだわたし 一人泣いている
そんなときでも空は綺麗で
のばした手は とどかない
いろんな話をすればよかった
これからのことも今までのことも
転んだって 一人立ち上がる
そんな強さが欲しかった
まぶしくて 下を向いたら
視線の先に 風露草(フウロソウ)
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