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Poetry Of Star And God And Fraveler
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作詞 螺旋兎3 |
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どこかの国の退屈な王様が
バイクに乗って城を抜け出した
エンジン音を街中に響かせて
アクビしながら森に逃げ出した
黒い森を抜けてしばらくすると
皺だらけの老人に尋ねられた
『旅人さんは何処に向かってるの』と
王様だった男は答えるすべもなく
「何処へでも・・・」と一言だけ呟いた
何気なく空を見上げる
どんなに汚れた世界の空だって
綺麗だって そう思ったんだよ
どこかの馬鹿で憂鬱な神様が
雲に乗っかって空に逃げ出した
風の音を世界中に響かせて
真面目な顔で空に逃げ出した
寒い砂漠をバイクで行く旅人(ひと)
通りすがりのラクダに尋ねられた
『旅人さんは何処に向かってるの』と
王様だった男は息を吸って一言
「遠くの国まで・・・」と真上を見上げた
なにげなく見た空も
どんなに汚れた世界にでもある
綺麗なもの 数え切れないから
足元には神様の忘れ物
そっと拾い上げて 頭に乗っけて
笑ってみよう どんな日だって・・・
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