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愛の花
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| 作詞 LILY |
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また今年も春が訪れる
忘れないよ 君と過ごした日々
冬の冷たい風が
暖かい日差しを背にして
うららかな陽気に変わってゆく
川沿いの道にそびえる大きな桜の木
今も変わる事無い
二人で愛を語り合った場所
自分達が美しく咲き誇れる季節を
花達が待ちわびている
あの頃の愛は何処へ行ったんだろう
咲く花と入れ替わるように散っていった
僕らの間に愛が生まれた時も
僕らの間から愛が消えていった時も
あの桜はずっとそばで見守ってきた
風に舞う桜の花びらなら
流れる涙を何も言わずに
そっと隠してくれるだろう
咲いては散ってゆく
つかの間の儚くも美しいもの
それは花かそれとも僕らの愛か
夢のようなあの時間
もう戻る事は出来ないけれど
また再び咲かせられるかな
春の風に消えぬ思いのせて
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